不定詞の名詞用法と動名詞の使い分けをマスターしよう!
こんにちは。三重県四日市市、桑名市、鈴鹿市を中心に個人で活動していますプロ家庭教師の咲桜です。
期末テストも終わり、先週は咲桜の生徒さんもその結果に満足したり、反省したりと、様々な感想を持ちました。
反省の中には、テスト範囲の英文法は理解できていたが、以前の文法を忘れてしまっていたというのがありました。
期末テストも終わり、特に中3生は今までの復習に取り掛かり始めるタイミングになります。
苦手な人が多く、受験やテストの出題も多い英文法に不定詞と動名詞があります。
そこで今日は、不定詞の名詞用法と動名詞について、解説したいと思います。
不定詞とは
不定詞は「to+動詞の原形」の形で表します。
用法は
●名詞用法…「~すること」
●副詞用法…「~するために」
●形容詞用法…「~するための」「~するべき」
の3つがあります。
動名詞とは
動名詞は動詞にingを付けた形で表します。
これは進行形の時に出てきた「動詞のing形」と形は同じですが、用法は異なります。
動名詞は動詞を名詞にするので、「~すること」という意味を表します。
同じように使える不定詞の名詞用法と動名詞
どちらも動詞を名詞にする働きがあり、「~すること」という意味になります。
名詞は文の中では主語や補語、目的語の働きをするので、不定詞の名詞用法も動名詞も文の中では主語や補語、目的語になります。少し難しく感じる人もいるかもしれませんね。実際の文で見てみましょう。
不定詞の名詞用法と動名詞が主語になるとき
主語とは普通、文の最初に置き、「~は」や「~が」の部分になります。
「ゲームをすることは楽しい」を英文にしてみましょう。「ゲームをすること」が主語になり、「すること」というふうに「する」という動詞に「こと」を付けて、動詞を名詞にしています。その時に使うのが不定詞の名詞用法、または動名詞です。英文にすると、次のようになります。
To play games is fun.
Playing games is fun.
不定詞の名詞用法、動名詞のどちらを使ってもほぼ同じ意味になります。
不定詞の名詞用法と動名詞が補語になるとき
補語は聞きなれない言葉かもしれませんが、通常be動詞の後ろにあり、主語=補語になります。
例えば、I am a student. では 「a student」の部分が補語になります。「I = a student」 の関係が成り立っていますね。
「私の趣味はテニスです」を英文にしてみると
My hobby is tennis. ですね。
これを「私の趣味はテニスとすることです」にしてみましょう。
補語の位置に「テニスをすること」を入れればいいのですが、「すること」と動詞が名詞になっています。
つまり、補語の位置に不定詞の名詞用法か、動名詞を入れればいいですね。
My hobby is to play tennis.
My hobby is playing tennis.
この場合も、どちらを使っても、ほぼ同じ意味になります。
不定詞の名詞用法も動名詞も、動詞を名詞にして、「~すること」の意味になり、どちらも同じように使えるということが理解できましたか?
ただし、使い分けが必要な時もあります。次に使い分けが必要になる場合について説明します。
使い分けが必要な不定詞の名詞用法と動名詞
不定詞の名詞用法と動名詞が動詞の目的語になるとき
目的語とは、動作をされるものを指します。
例えば、「私は音楽が好きです」の音楽にあたる部分が目的語になります。
「私は音楽が好きです」を英文にしてみると
I like music. ですね。
このmusicはlikeの目的語になります。
ではこれを「私は音楽を聴くのが好きです」にしてみましょう。
目的語が「聴くこと」となり、動詞を名詞にしているので、やはり、不定詞の名詞用法か動名詞を使えばいいですね。
I like to listen to music.
I like listening to music.
この場合も、多少のニュアンスの違いはありますが、文法的にはどちらも正解です。
「不定詞の名詞用法を動名詞は同じように使えるんだ」と思いましたよね? これは「like」は後ろに不定詞と動名詞の両方を置くことが出来る動詞だからです。
動詞によって、後ろに不定詞しか置けない動詞、動名詞しか置けない動詞があります。
ここが、不定詞の名詞用法と動名詞を難しいと感じ、苦手になる人が多い原因です。
でも、心配しなくても大丈夫です。イメージでとらえればとても分かりやすいですよ。
不定詞しかとれない動詞
不定詞しかとれない代表的な動詞
●want to 動詞…~したい
●hope to 動詞…~することを望む
●decide to 動詞…~することを決める
●need to 動詞…~する必要がある
不定詞は前置詞のtoのように「向かっていく」ようなイメージです。「未来に向かってこれからすること」というイメージで覚えてください。
私はサッカー選手になりたいです
I want to be a soccer player.
私は留学することを決意した。
I decided to study abroad.

動名詞しかとれない動詞
動名詞しかとれない代表的な動詞
●enjoy ~ing …~して楽しむ
●finish ~ing …~し終わる
●stop ~ing …~し止む
動名詞は進行形のingのように、動作が進行中のイメージです。「過去や目の前で起こっている」イメージで覚えてください。
私はサッカーの試合を見て楽しんだ。
I enjoyed watching a soccer game.
私はお昼ご飯を食べ終えた。
I finished eating lunch.

不定詞と動名詞の両方がとれる動詞
●like …~するのが好きだ
●begin …~し始める
●start …~し始める
雨が降り始めた
It began to rain.
It began raining.
両方とれるが、意味が異なる動詞
●try to 動詞 … ~しようとする
try ~ing … 試しに~してみる
私はその箱を開けようとした
I tried to open the box.
私は試しにその箱を開けてみた
I tried opening the box.
●forget to 動詞 … ~するのを忘れる
forget ~ing … ~したのを忘れる
私は窓を閉め忘れた
I forgot to close the window.
私は窓を閉めたことを忘れた
I forgot closing the window.
前置詞の後ろに動詞を置くときは動名詞のみ
これもよく出題される問題です。前置詞の後ろに動詞を置く時は、不定詞は置けず、動名詞のみになります。
私はテニスとするのが得意です。
I am good at playing tennis.
(前置詞「at」の後ろは動名詞にする)
私は彼に会うことを楽しみにしています。
I’m looking forward to seeing him.
(前置詞「to」の後ろは動名詞にする)
不定詞と動名詞の使い分けは苦手な人が多い英文法のひとつです。
覚えることもたくさんあり、難しく感じますよね。
少しでも簡単と感じてくれたらうれしいです。
家庭教師の咲桜は、三重県四日市市、桑名市、鈴鹿市を中心に10年以上、約80名のお子様の指導実績があります。また、心理カウンセラーの資格を持つ講師が、お子様それぞれの目標に合わせて、学習面、精神面の両方からサポートします。
英語が苦手なお子様はお気軽に相談ください。
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